南京市食中毒現場からの報告

「市場報」9月16日のトップページに南京中毒事件の生々しい報道が記載されている。
 1、 9月14日朝5時頃、中学生から第1報
    9月14日は土曜日で、通常休日になるが、南京市湯山鎮作場中学校三年2クラス40名の生徒が特別補習授業のため、臨時登校日に変更された。袁海華生徒数人が5時50分に「和盛豆乳チェーン店」豆乳と中国式揚げパンを注文していた。口にしたところ、突然一人の生徒が「気分悪い」と言って倒れた。そして、他の生徒たちも次々に倒れていた。中毒者のけいれんが止まらなく、口からつばを吐いていた様子を見て、袁海華君が驚き、慌てて通報した。
2、 湯山病院看護士長に聞く
   看護士長キューさんは現場まで駆けつけ、血を吐く生徒もおり、症状の重い人を近くの解放軍83病院に運搬せよと指示を出した。6時45分以後、中毒者が続々と病院までに運こばれてきたが、30のベッドしかない湯山病院はあっと言う間に満員になり、床にも横たわっている患者が多数だった。30数名の医者は患者の診察や、重度の中毒患者をすぐ他の病院へ転送する作業に追われていた。数10台のタクシー、トラック、自家用乗用車を強制的に転送車として使用したという。
3、 南京市すべての病院が緊急状態に入り、救命救急に全力
   南京市、江蘇省、中央政府はとても問題を重視し、救急に全力を尽くした。83軍病院、鼓楼病院、人民病院、南京軍区総合病院など大手の病院は全員緊急状態に入り、一般外来の患者はこれを見て、自分の診察日を変更せざるを得ない状況だった。

 中国側の報道では中毒者は200人以上、死者は多数だと報じているが、具体的な数字は報道されていない。ただし、事件後、レストランを封鎖し、湯山鎮の飲み水の水源地の安基山ダムや、食糧などの食品店の警戒を強めたという。事件事故の両面で処理、調査を進めている。

救急現場の写真(人民ネット2002年9月17日より)